政策・制度要求課題
1. 公共交通輸送機関としてふさわしい公的助成措置の確立
2. 道路交通法・道路運送法・その他交通・労働行政諸法規の徹底と指導
3. ハイ・タク産業の秩序を乱す白タクの排除と、NPO(特定非営利活動法人)の有償輸送の不法営業取締り
4. 大都市圏における渋滞緩和措置の推進
5. 営業車両の車検については初年度3年間、以降1年毎に設定
6. 安全対策と交通環境改善対策
交通機関の一員としてハイ・タク・バスに課せられた安全輸送の責務は、我々の労働条件はもとより道路交通の整備と密接な関係を持っている。
安全輸送対策として次の具体的内容を各方面に要求する。
① 道路の拡張と整備及び交通標識の改善
② 交通環境に見合った合理的な速度制限
③ 利用者の安全と利便、走行効率の面からタクシー乗り場の適切な設置と充実
④ 公共輸送機関であるタクシー乗車時におけるバスレーンの併用使用
⑤ タクシー乗務員の休憩所、食堂、トイレの設置拡充
⑥ 観光バスの観光地における駐車場の設置拡充
⑦ 観光バス利用客のための高速道路サービスエリアにおける路線バス停留所設置拡充
7. 自動車税の減免措置の確立
8. 市場の変化や需給調整に伴うハイ・タク産業の遊休資産の有効活用
9. 安全・信頼を阻害する恐れのある「ライドシェア」の導入に反対する
10. 社会インフラを支える「エッセンシャル・ワーカー」としての地位確立を目指す